オフボ徒然回路群

アナログゲームを作ったり遊んだりするオフ箱会のくまりが、ゲームとかについて書き散らすブログです。更新は極めて不定期です。

ヒストリア:一人プレイ

一人プレイができるボードゲームは嬉しいものです。
ヒストリアではシヴボットを追加することで一人プレイができます。
ソロ特別ルールとしては指導者要素はナシ。

シヴボットはプレイヤーが初期位置を決めた後、
得点の高い地域から順番に配置されます。
シヴボットもプレイヤーと同様に技術&軍事を伸ばし、
支配地域を広げて勝利点を稼いできます。

多人数プレイ時ではプレイヤーが滅亡することはありませんが、
ソロプレイではシヴボットもプレイヤーも滅亡する可能性があります。
また、多人数では各フェイズで誰かが革命カードを出すまでターンを回しますが、
必然的に自分しかいないため、ゲームを綿密にビルドしていくことができます。
というか、いかに前半の不利を切り抜け、
勝てる状況に持っていくかというゲームになります。
シヴボットの行動は自分が革命カードを出した後に行います。

一方のシヴボットは、非常に好戦的なデッキになっており
戦争/侵食or戦争/遺産破棄/技術開発/軍事開発/技術or軍事開発
の6枚です。国王級では5枚出してくるので序盤はゴリゴリと領域を削られます。
また高勝利点/軍事の低い地域を優先して攻撃するため、
一度攻めこまれ始めるとずっと粘着してきます。

プレイヤーとシヴボットの違い、それは遺産を活用できるかどうかです。
遺産が手に入るとアクションが強力になったり低コストでプレイできます。
さらには遺産どうしのシナジーを考えてビルドできるため、非常に楽しいです。

その一方で遺産のせいでシヴボットはプレイヤーに手も足も出なくなるので
後半戦は作業ゲーっぽくなりがちです。
ま、戦略ゲームにありがちなことなので仕方ないですが。

多人数プレイについては明日プレイしてから小学生並みの感想が書けるといいなぁ。
では。